音楽療法ってなぁに?(カリキュラム紹介)
- キッズランドまめの木
- 2022年10月18日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年2月16日
1.音楽療法とは
音楽が心身にあたえる効果(リラクゼーション効果、認知や情動の活性化など)を活かし、楽器やリズムを用いておこなう支援活動の総称。
楽器をかなでたり、リズムにあわせて身体を動かすことで、心身の状態を整え運動機能などを刺激していくもの。
まめの木では、主に未就学児を対象として音楽療法士による巡回指導を複数の校舎で実施しています。(2022.10現在で巡回指導を実施している校舎は以下のとおり)
石岡校
柿岡校
ばらき校
おおつ野校

2.音楽教室との違い
音楽療法は楽器の技術を習得するためのものではありません。楽器やリズムは、子どもたちの活動を促進するための呼び水として使われます。
音楽療法中は…
言葉が出ない子
運動が嫌いな子
情緒的な関りが苦手な子
でも、運動やコミュニケーションへの意欲が高まり、普段以上に活発に動いてくれます。
音楽を通して、リラクゼーション効果を生みつつ、身体機能や情緒、社会性の向上につなげていくのが音楽療法の醍醐味です。

3.まめの木の音楽療法
音楽療法は、認知機能や社会性、情緒など様々な面に効果的。まめの木では特に「身体的な発達」と「コミュニケーション」を重視したプログラムを行っています。
楽器に触れると、自分の動きに合わせて音が出る。
音が出るから、楽しくなってたくさん動く。
運動量が増え、発達が促進される。
普段なかなか運動しない子でも、タンバリンやシンバル、太鼓などを叩く時には笑顔で積極的に手を動かしてくれます。

4.まとめ
筋力トレーニングと同様、心も頭もたくさん動かすことで発達します。特性は変わらなくても技術や能力は向上する。
発達支援とは、つきつめれば「子どもたちが活動しやすい環境を整える」と「子どもたちの活動量を増やす」に集約されるのかもしれません。
音楽療法は非常に奥が深いものです。ある程度成熟してくると自分たちで曲を作ったりして自己表現力のワークショップにもなります。
音楽は日常にあふれるもの。
まめの木で音楽に触れることで、もしかしたらご家庭での過ごし方も変わってくるかもしれません。
子どもたちのQOL(生活の質)の向上に向けて、ひきつづき上質な音楽療法を提供していきます。
キッズランドまめの木
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