当事者に聞いてみた!ADHDの生きづらさ軽減対策オススメTOP5!
- キッズランドまめの木
- 2024年6月26日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年7月19日
(目安:3分)
こんにちは!
まめの木ブログにお越しいただきありがとうございます😊
世界中で研究が進んでいるADHD。今年2月、ある雑誌で興味深い調査結果が発表されたので紹介します。医学的な研究とはちょっと違う、当事者の率直な意見。
ぜひ最後までご覧ください😊

\はじめに/
アメリカで発行されているADHD専門誌『ADDitude』
昨年、成人のADHD当事者と、ADHDの子を育てる保護者合計11,000人に読者アンケートという形で調査を実施。
ADHDの生きづらさを軽減するために、実際に行ったことのある対策とそのオススメ度をリサーチ。その結果、多くの人が共通してオススメした方法が判明しました。
TOP5をご紹介します😉
\ADHDの生きづらさを軽減するオススメ対策/
第1位:運動

90%以上がオススメとして挙げたのは、運動。
運動習慣をつけると、食習慣の改善・睡眠の質の向上・集中力の向上など、多くのメリットが期待できるとのことでした。
<メリット>
- 有酸素運動は不安軽減や感情調整に効果的
- 無酸素運動(ダッシュなど)はイライラの解消にもよい
<注意点>
- 継続が難しい
- チームスポーツは仲間とのトラブルを起こしやすい
<ポイント>
定期的な運動を習慣化するためには、運動系の習い事やパーソナルジムなど、第三者のサポートを活用するのがおすすめです。
第2位:コーチング
特性を理解し、本人の状況にあわせて適切な振る舞いなどを支援してくれるコーチ。
そうした専門性の高いコーチにめぐり会えれば、時間をかけて生きづらさを軽減できる…と多くの当事者・保護者が感じているようです。
<メリット>
- 本人にあわせた実践的な解決策を提供してくれる
- コーチの存在自体がモチベーションになる
<デメリット>
- 継続的に受け続ける必要がある
- 保険適応外のため費用がかかる
日本でも少しずつ普及してきていますが、コーチングを受ける際は、信頼できる専門家を選ぶことが重要です。

第3位:認知行動療法(CBT)
CBTは医療機関やカウンセリングルームなどでも提供されているプログラム。日本での普及度も高く、心理士の多くが理解しています。
行動の背景にある認知(感情や思考)にフォーカスするため、自己理解が深まり、心情の安定と具体的な行動改善が期待できます。
<メリット>
- 感情のメカニズムや自身の特性を理解できる
- 自己理解と課題解決の方法を習得できる
- 不安軽減に効果的
<デメリット>
- 本人の認知機能次第では効果を得にくい
- 最低でも数ヶ月は継続的に取り組むことが必要
自己理解を深め、「自分が悪いわけではない」という認識を持つことで、子どもたちの不安が軽減されることが多いようです。
第4位:マインドフルネス
近年、企業や学校などでも取り入れられているマインドフルネス。瞑想をとおして自身の感覚や感情を受け止める練習をします。
<メリット>
- より適切な感情表現ができるようになる
- 入眠しやすくなる
<デメリット>
- 多動衝動性があるためじっとしているのが苦痛
- 習慣化が難しい
多動性のある子どもには向かないこともありますが、試してみる価値はあります。まめの木の心理士は、認知行動療法やマインドフルネスについても、実践経験が豊富です。

第5位:食事改善
食事の内容を見直すことで生きづらさが軽くなった…と感じている人が多いようです。
<メリット>
- 砂糖やジャンクフードを減らすことで集中力や多動性が改善
- タンパク質を増やすと集中力が高まる
<デメリット>
- 食生活の改善が長続きしない
- 健康な食事はコストがかかる
砂糖や炭水化物を調整することで、多くのADHD当事者に効果的です。
\おわりに/
以上、ADHD当事者の皆さんにおすすめされた生きづらさ軽減法TOP5をご紹介しました。
医療的な研究ではない、当事者たちのリアルな声…
参考になる部分もあったのではないでしょうか。まめの木相談室では、認知行動療法やマインドフルネスを活用したアプローチも提案しています。
ぜひ気軽にご相談くださいね😊
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本日の記事はこちら⇩をもとに作成いたしました。
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