「言葉が出ない」と「コミュニケーションができない」はちがうよ。
- キッズランドまめの木
- 2024年12月2日
- 読了時間: 3分

(目安:2分)
/
うちの子 コミュニケーションができなくて…
\
時々受ける相談です。
ほかにも…
・言葉がでなくて…
・自己表現ができなくて…
・意思の疎通ができなくて…
などなど、似たような相談がたくさん。いくら発達や心理を学んでも、それをその場で解決することはできないのですが、解決の前に考えたいことがあります。それは…
言葉がでない
と
コミュニケーションができない
は
ちがう‼️‼️
ということ。
\言葉は出ないけど…/

以前、こんなことがありました。
#中の人 がある現場のお手伝いに行った時のこと。そこにはほとんと言葉の出ない子がいました。まめの木でもほとんど話しませんし、家でも会話はできないとのこと。
僕がその子と会うのは3回目くらいでしたが、1時間ほど関わる中であることに気づきます。彼はこちらの言葉を理解しているし、本人なりにアイコンタクトや身振りで意思表示もしていたのです。
その日の夕方、その子を自宅まで送り届けた際、こんな会話がありました。(僕がご家族と会うのは初めてでした)
私「彼はけっこうコミュニケーションが取れますね。ちゃんと反応してくれるし、何をしたいのか表現してくれるので助かります」
「この子がですか?コミュニケーションなんてできませんよ」母
\心を通わすことから/

たしかにその子は会話ができません。
でもそれは「本人がしゃべらない(しゃべれない)」というだけです。こちらの言葉は届いていて、理解も反応もできている。言葉の代わりにアイコンタクトやジェスチャーで自己表現もしている。
それに合わせてきちんとリアクションを返してやれば、それなりのコミュニケーションは十分できる。
「コミュニケーション=会話」と思っていると、そこを見落としてしまう。結果、本当はできるはずのコミュニケーションまで放棄して、その子の伸びしろを見失ってしまう。
実にもったいないことです。

言葉がでなくてもいい…というわけじゃありません。言葉は出た方がいい。ジェスチャーだけのやり取りには限界もあります。ですが、できるコミュニケーションを積み重ねていかなければ、その先はありません。
言葉が出ていない子でも、その子にできるコミュニケーションはある。こちらがそれを理解し、反応しない限り…その子が言葉を発することもないでしょう。なぜなら話したいというモチベーションが生まれないから。
コミュニケーションは、会話だけではありません。よく見て少し考えて、ちいさなやり取りからはじめましょうね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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