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音読が苦手…?家庭でもできる、読みに困難のある子への支援

  • 2024年2月14日
  • 読了時間: 5分

更新日:8月11日

(目安:4分)

お子さんが、宿題の音読を嫌がっていませんか?

同級生があたりまえに読んでいる教科書が、なぜかうまく読めない。ひらがなはわかるのに、文章になると読めない…。そんな様子を見て、事情を知らない人は「やる気がない」と決めつけてしまいがちです。

でも…

やる気があって、ひらがなや漢字も理解できているのに、「文章を読む」がむずかしいケースがあります。それは、ディスレクシアという脳の特性によるものかもしれません。

📖 ディスレクシアってなに?

ディスレクシアを、「読み書きが苦手な状態」とまとめて理解している方も多いかもしれません。

ただ実際には、"書くことが苦手"(書字障害)と、"読むことが苦手"は、それぞれ別の困難として現れることも多いのです。今回は、その中でも「文章を読む」ことの苦手について掘り下げてみます。

(書くことの苦手について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください)

読みの困難は、脳の先天的な特性によるもの。努力不足や注意力の問題ではありません。文字や文章を認識する機能に偏りがあるため、教科書や新聞などがすらすら読めなかったりするのです。

賢くないとか、努力が足りないというわけではなく、単に脳が情報を処理する方法が異なるだけ。

もちろん具体的な困難の中身は多様で、文字自体の認識がむずかしいケースもあれば、単語は読めるけど文章になると読めない…など、様々なケースがあります。

お子さんが宿題の音読を嫌がっていたら…もしかすると、参考になるかもしれません。

💡 家庭での支援方法

親子で読書をたのしむ様子|「読む」ことの苦手さを家族でサポートするイメージ

人はしんどいことを避ける生き物です。ダイエットでも副業でも…本屋に行けば「誰でもカンタン」という見出しがたくさん目に付きますよね。

もちろん努力はときにしんどいものですが、それでも──

━━━━━━━━━ 余計な負担は減らす ━━━━━━━━━

が基本です。

国語の目的は、日本語を扱う能力をはぐくみ、適切な自己表現とコミュニケーションの能力を磨くこと。ですから、苦手なものを無理やり読ませるより、まず読みやすいものを楽に読んで、たくさんの言葉に触れられる状態をつくることのほうが大切なのです。

要するに「読みやすい文章を提供する」「読みやすくなる道具を使う」ということ。具体的な方法をいくつかご紹介します▼

💡 支援方法①:分かち書き

単語と単語の間にスペースを空けることで読みやすくなります。特にひらがなが多用される文章ではこの方法が有効です。


(参考) 単語 と 単語 の 間に スペースを 空ける こと で 読みやすく なります。特に ひらがなが 多用される 文章 では この方法 が 有効 です。

💡 支援方法②:文節で区切る

文が 長い場合、文節ごとに 区切りを 入れることで、文章の構造が 明確になり、理解しやすく なります。


こんな感じです。かえって読みにくく感じる方もいらっしゃると思いますが、文章を読むのが苦手な人にとっては、言葉のまとまりがわかることが大切なんですね。

💡 支援方法③:リーディングスラッガー

一文のみに注目できるツールを使うことで、情報過多による混乱を避け、集中して読むことができます。

💡 支援方法④:カラーバールーペ

文字に色をつけることで、読むべき部分が一目でわかり、追いやすくなります。ルーペ機能により文字を拡大し、視認性を高めることも可能です。

これらの支援方法は、保護者が自宅で簡単に試せるものばかりです。適切なツールと方法を用いることで、文章を読み、理解する喜びを得ることができます。

(紹介したツールはあくまで一例です。お子さんに合ったものをぜひ探してみてくださいね😉)

🌱 エンパワーメントの重要性|「やればできる」を育てる

レインボーのハート|思いやりとエンパワーメントのイメージ

ディスレクシアの子どもたちにとって、自分自身の学習スタイルを理解し、それを受け入れることは、自信をもって前進するための大きな一歩です。

具体的な支援方法を提供するだけでなく、子どもたちが自らの能力を信じ、挑戦を続けられるようにすることも大切です。適切な支援とエンパワーメントによって、子どもたちは自分のペースで学習することができ、「やればできる」という感覚をもち、積極的に学ぶようになります。

こうした成長は、学業だけでなく、自尊心や社会での自立にもつながっていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました😊

キッズランドまめの木では、より具体的に、お子さまの特性にあわせた関わり方のヒントを個別相談で提供しております。ご希望の方はまめの木心理相談室の公式LINEからお問い合わせください。(お問い合わせ用公式LINEはこちら

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