「子どもが変わった」は本当? ~環境の変化から考える子どもの育ち~
- キッズランドまめの木
- 2024年12月25日
- 読了時間: 3分

(目安:3分)
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昔の子は、こんなじゃなかった…
\
・最近の子どもは落ち着きがない ・言うことを聞かない子が増えた ・昔の子の方が素直だった…
こんな声、よく聞きませんか?
でも…
本当に子どもたちが変わってしまったのでしょうか?
\変わったのは子ども?環境?/

最近、とても興味深い研究結果が報告されました。
アメリカの研究グループが、56,000人以上の子どもたちを対象に調査を行ったところ、ある重要な発見があったのです。
それは…
子どもの「困った」行動は、環境や体験によって大きく変化する
というもの。
つまり「子どもが変わった」のではなく、「子どもを取り巻く環境が変わった」可能性が高いのです。
\失われた7つの体験/

研究では、子どもの健やかな成長に必要な7つの体験が明らかになりました。
実は、これらの体験は、かつての日本では当たり前にあったものなんです。
1. 家族との心の交流
昔:茶の間での団らん
今:それぞれが個室で過ごす
2. 家族のサポート
昔:祖父母や親戚との同居・近居
今:核家族化が進む
3. 地域活動への参加
昔:お祭りや行事が生活の一部
今:マンション化で地域とのつながりが希薄
4. 学校の居場所
昔:多様な個性の受け入れ
今:効率や成果を重視
5. 友だちとの関係
昔:外遊びでの自然な交流
今:習い事中心の予定調整
6. 地域の大人との関わり
昔:「地域の子は地域で育てる」
今:「他人の子には口出ししない」
7. 家庭の安全基地
昔:重層的な見守り
今:親だけに責任が集中
\なぜ、この変化が起きたの?/

- 核家族化の進行
- 地域のつながりの希薄化
- 外遊びの場所の減少
- 習い事の増加
- SNSの普及
- 個人主義の浸透
これらの社会変化により、子どもたちの大切な体験が、知らず知らずのうちに減ってしまったのかもしれません。
\でも、希望はあります/

失われた体験は、意識的に作り出すことができます。
たとえば…
- まずは10分、家族の時間を作る - 地域の行事に顔を出してみる - 子どもの友だちを家に呼んでみる
大切なのは…
- 完璧を目指さないこと - できることから始めること - 周りと協力し合うこと
子どもたちに必要なのは、特別なものではありません。
ただ、人とのつながりと、安心できる場所。
それだけなのかもしれません。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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