感情が発達の原動力!〜赤ちゃんがグングン動きたくなる好循環を生む方法〜
- キッズランドまめの木
- 2月26日
- 読了時間: 5分
更新日:3月7日

(目安:3分)
/ どうして泣いているのかな… 赤ちゃんの気持ちがわからない… \
こんな風に悩んだことはありませんか?
こんにちは!
キッズランドまめの木です!
前回は赤ちゃんの安心感を育むための生活リズムや環境づくりについてお話ししました。今回は、赤ちゃんの“動きたい”気持ちと密接な関係にある「感情」について深掘りしていきます。
感情の芽生え方や運動との関係を知ることで、日々の子育てがもっと楽しく、赤ちゃんの世界がぐんと広がるはずです😊
\赤ちゃんの感情が芽生えるタイミング/

👶はじめは2種類
感情と言えば喜怒哀楽を思い浮かべる方も多いですが…実は生まれたばかりの赤ん坊にはまだそれらの感情は備わっていないようです。
快 お腹が満たされた、心地いい抱っこをしてもらっている…など、安心できる状態
不快 お腹が空いている、眠い、暑い・寒い、どこかが痛い…など、何らかのストレスを感じている状態
月齢が進む中で少しずつ喜び・悲しみ・恐れ・怒り・嫌悪・驚きが表れてきます。
喜び(2〜3ヶ月頃〜) 抱っこをしてもらったり、お顔を見て話しかけてもらったりすると笑顔が増える
悲しみ(抱っこしてもらえないなどの“不快”から) ママやパパが構ってくれないときや、いつもと違う雰囲気を感じたときなどに泣く
恐れ(6ヶ月頃〜) 人見知りが始まるのもこの頃。見慣れない大人の顔を見たときや、突然の大きな音に驚いて泣いたりします
怒り(5〜6ヶ月頃〜) やりたいことがうまくできないときに「ワー!」と大きな声で泣くなど、怒りを表現するように
嫌悪(不快な味・体験などから) 口に合わない食べ物を吐き出す、触感が嫌なものに触れたときに手を引っ込めるなどの行動が見られます
驚き(6ヶ月頃〜) 「こうなるはず」という予想が外れたり、大きな音や突然の動きにビクッとする
\感情が“動く”きっかけを生み出す/

⏹️やりたい・触りたいのスイッチ
赤ちゃんが「あれを見たい」「あれを触りたい」と思うのは喜びや興味という感情の芽生えから。感情が動機となって、「どうしたらあのおもちゃに届くかな?」「ママの顔がもっと見たい!」と体を動かそうとするのです。
また…
赤ちゃんが自分で動くことで、より多くの感情や体験との出会いがうまれます。たとえば「自分でおもちゃを取れなくて怒って泣いちゃったけど、パパに応援してもらったら嬉しかった」など…
体を動かす ▶ 新しい発見をする ▶ 感情が豊かになる
という好循環が生まれます。
そのくり返しの中で「こうすると楽しい!」「あれはちょっと怖い」というように世界を理解する力が少しずつ身についていきます。これは脳の発達にも大きく影響し、赤ちゃん自身の周りへの認識が広がっていくのです。
\具体的な関わり方のヒント/

赤ちゃんは言葉で説明できないぶん、全身や泣き声で感情を表現しています。「今はどんな気持ちなのかな?」と考えるだけで対応の仕方が変わってきます。
こんな⇩ポイントを心がけるとよいでしょう。
👀 アイコンタクト・声かけ 赤ちゃんが喜んでいるときは、こちらも笑顔や声で返してあげるとコミュニケーションが盛り上がります。
🛋️ 無理をさせない 例えば、初めての場所や人に対して怖がっているようなら、落ち着けるように安心できる抱っこをしたり、少し距離を置いたりすることも大切です。
❤ まずは安心から 赤ちゃんが怒りで泣いている場合でも、「大丈夫だよ」と受け止めてあげることで安心感を得やすくなります。
👐 成功に向けてサポートする
あと少しでできそうな動作に挑戦中なら、少しだけ手伝ってあげるのもよいでしょう。
🧸 好きなおもちゃをちょっと遠くに 「もう少しで届くかも」という位置にあると、頑張って手足を動かす場合があります。
👏 時には“応援”を
「がんばれ!」「もうちょっと!」と声をかけると、喜んで反応することも多いです。
\まとめ/ 感情理解で、赤ちゃんの“動きたい”が花開く

泣き声や仕草だけで判断するのはタイヘン。でも、少し立ち止まって「どんな感情なのかな?」と想像してあげることで、赤ちゃんの心に寄り添ったアプローチができるようになります。
感情が赤ちゃんの“動きたい”を引き出すスイッチになる
運動によって感情と世界の認識が広がり、“やってみたい”気持ちが強まる
この繰り返しが成長には欠かせないエネルギー源です。
次回は、赤ちゃんが自分の体を思うように扱えるようになっていく「小さな成功体験」の積み重ね——自己効力感について詳しくお話ししていきます。赤ちゃんが自信を持って動き出すためのヒントをお楽しみに!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました😊
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