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安全なだけじゃ不十分 〜自己効力感をはぐくむ小さな挑戦と保護者のサポート〜

  • 執筆者の写真: キッズランドまめの木
    キッズランドまめの木
  • 3月3日
  • 読了時間: 4分

更新日:3月7日


やりすぎないことが大切。自己効力感を育む保護者の関わり方|まめの木ブログ|自己効力感・育児・発達支援|茨城県石岡市・土浦市・行方市・小美玉市・かすみがうら市

(目安:3分)



こんにちは!

キッズランドまめの木です🌲



前回は、感情が意欲を支える大きな要素…というお話をしました。



今回は、意欲がより大きく膨らむために欠かせない「自己効力感」についてです。赤ちゃんが「これならできるかも!」「もうちょっと頑張ってみよう!」と感じるための具体的なヒントを、一緒に見ていきましょう💨




 



\自己効力感ってなに?/

小さなチャレンジを楽しむ赤ちゃん|キッズランドまめの木|茨城県石岡市・土浦市・かすみがうら市・小美玉市|障害児・児童発達支援・放課後等デイサービス|発達障害・LD・ADHD|自己効力感とモチベーション

自己効力感とは、「自分ならできる」という自分の力への信頼感のことです。



・目標を達成する

・周囲からほめられる



仕事でも趣味でも、こうした成功と称賛の体験はモチベーションの増加につながります。それは大人でもこどもでも同じ。赤ちゃんも同じです。ちいさな成功体験のつみ重ねが、さらにやる気を引き出すのです。



・首が上がった!

・寝返りができた!

・手を伸ばしたらおもちゃに届いた!



こんな小さなことも、赤ちゃんにとっては大事な成功体験なんですね。




 



\スモールステップで成功を味わう/

自分で動き、喜びを感じる赤ちゃん|キッズランドまめの木|茨城県石岡市・土浦市・かすみがうら市・小美玉市|障害児・児童発達支援・放課後等デイサービス|発達障害・LD・ADHD|自己効力感とモチベーション


自己効力感を育むには、スモールステップが大切。階段を一段ずつのぼっていくように、本当にちいさなことから積み重ねていくことが大切です。



歩くためには立たなきゃいけない。

立つためには手で身体を支えなきゃいけない。



ですから、きちんと歩けるようになるまでに、「にぎる」「支える」といった手の使い方を覚える必要がある。手を使えないままでは、つかまり立ちもできません。



ですから、つかめた!立てた!という達成感の積み重ねの中で「歩きたい」というモチベーションを育み、「歩けるはず!歩いてみたい」と思えるように自己効力感を高めていくことが大切なのです。



ポイントはこちら⇩



・「やってみる?」

  押しつけではなく、赤ちゃんが自発的に動こうと思えるような声かけが大切。



・成功の一歩手前で褒める

 完全にできてからではなく、「お、今頑張ってるね」「あとちょっとでできそうだね」というタイミングで声をかけると、赤ちゃんの意欲を刺激しやすくなります。



・失敗も大事な学習

赤ちゃんは失敗を通して「次はこうすればいいのかな?」と学んでいきます。あまりに危険な場合は止める必要がありますが、失敗や試行錯誤もまた、自己効力感を育むための大切なプロセスです。



 


\家庭でできるサポート/

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赤ちゃんが自己効力感を高め、成長を加速させていくために、こんな⇩ポイントを意識してみるとよいでしょう。



① 安全・安心を確保する

危険なものは届かない場所や視界に入らない所にしまい、こどもが自分の意志で動いても危険がないよう工夫しましょう。


ハサミや電池などの日用品は要注意です。



 


② 見守る

必要以上に手や口を出しすぎないことも大切です。赤ちゃんの「もう少し自分で頑張ってみよう」という気持ちを尊重します。


 


③ 手を少し添える

「あと少しでできそう!」という場面では、さりげなくサポートすることもよいでしょう。


たとえば、寝返りやハイハイの途中で赤ちゃんが行き詰まっているとき、少し背中やお尻を支えてあげるだけで前進できることがあります。


 

④ 応援の言葉をかける

「できてるよ!」「いいね!」と笑顔で声をかけると、赤ちゃんはさらにやる気がアップ。


 

⑤ 一緒に喜ぶ

赤ちゃんが「やったー!」と笑顔を見せたら、大げさなくらいに親も喜びましょう。喜びの共有は、自己効力感を高める大事な瞬間です。




 



\まとめ:小さなステップが大きな自信に/

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「自己効力感」は自分の体をコントロールしようとする気持ちの源です。



・小さな成功体験が次のやる気へ

・安全な環境を整えじっくり見守る

・できた瞬間を一緒に喜ぼう!



次回は、赤ちゃんの好みや個性に合わせた環境や周りとの関わり方について、さらに掘り下げていきます。赤ちゃんがどんな環境なら「やってみたい!」と思えるのか、そのヒントを一緒に探ってみましょう!



今日も最後までお読みいただきありがとうございました!次回もどうぞお楽しみに😉




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