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夫婦の子育て、すれ違うのはダメな親だから…?じゃないんです!【いい夫婦の日特別企画】

  • 執筆者の写真: キッズランドまめの木
    キッズランドまめの木
  • 2022年11月22日
  • 読了時間: 6分

更新日:11月5日

両親と手を繋いで歩く女の子|子育てはチームワークが9割!発達支援のプロが教える3つのコツ

(目安:6分)

11月22日は「いい夫婦の日」

この機会に、夫婦で子育てについて考えてみませんか?

💭 うちの夫婦、うまくいってない…私がダメだから?

子育てで悩む母親のイメージ - 夫婦のすれ違いに悩んでいる

・子どものことを話しても、理解してもらえない…

・夫婦で意見が合わなくて、ケンカになっちゃう…

・私ばっかり子育てしてる気がする

こんな風に感じたこと、ありませんか?

発達に偏りのあるお子さんを育てていると、

夫婦のすれ違いはさらに大きくなることも。

💭 もしかして、私たち夫婦ってダメなのかな…

そんな風に自分を責めてしまう方も

いらっしゃるかもしれません。

⚠️ でも、ちょっと待って! ✋️ すれ違い = ダメな親…わけじゃない!!

客観的な視点でこちらを見る犬(パグ)

実は、子育て中の夫婦がすれ違うのは、とても自然なことなんです。

発達支援と心理の専門家として、たくさんのご家族と関わってきましたが、すれ違いを経験していないご夫婦は、ほとんどいません。むしろ、「すれ違っている」と感じられること自体が、お互いのことを考えている証拠だとも言えます。

❓️ なぜ、夫婦はすれ違うのか

すれ違いと日常の風景|カフェ店内の様子|キッズランドまめの木

子育て中の夫婦がすれ違う理由は、いくつかあります:

① 子どもと過ごす時間の違い

・ 主に子育てをする側とそうでない側とで、子どもの様子の理解に差が出る

「こんなに大変なのに、分かってもらえない」という気持ちが生まれる

② 情報が共有されていない

・ 日々の細かな変化や困りごとが伝わっていない

「話しても無駄」と諦めてしまうことも

③ お互いの頑張りが見えにくい

・ それぞれが別の形で頑張っているのに、相手の努力に気づけない

「私だけが頑張ってる」と感じてしまう

つまり、すれ違いは「ダメな親」だからではなく、

「子育てという大変な仕事を、2人でやっているから」こそ起きるものなんです。

❓️ じゃあ、どうすればいい? 💡 夫婦で協力する子育ての3つのポイント

寄り添う夫婦と子ども - 小さな一歩から始める子育て

発達支援の現場で見てきたうまく協力できているご夫婦には、共通点があります。それは…完璧な夫婦だから…ではなく、ちょっとした工夫を実践しているから。

ポイントはこちらです▼

Tips|夫婦のチームワークを高めるポイント

💡 ①子どもの様子を「共有」しよう!

「今日、こんなことがあったよ」

この一言から始めてみましょう。

大きな出来事じゃなくても大丈夫。

・今日は機嫌が良かった

・給食、全部食べられたって

・お友達の名前を呼んでた

こんな小さな報告で十分です。

🌱 共有のコツ:

  • 夕食時やお風呂上がりなど、タイミングを決める

  ▷ タイミングを決めると習慣になりやすい。

  • 良いことから伝える

    ▷ 困ったことばかりだと、話すのが億劫に…

  • 「どう思う?」と聞いてみる

    ▷ 一方的に報告するだけでなく、対話に

特に、発達に偏りのあるお子さんの場合、一見分かりにくいコミュニケーションのサインを見逃さないためにも、日々の小さな変化を共有することが大切です。

THANKS|感謝を伝えよう!

💡 ②お互いに「謝辞」を伝える

「ありがとう」

言ってますか?

夫婦だから当たり前…と思っていることほど、

言葉にして伝えることが大切

もし本当に「当たり前のこと」だとしても、それは「感謝を伝える必要がない」ではないのです。ㅤ

🌱 謝辞の例:

・ 「いつも仕事頑張ってくれてありがとう」

・ 「今日、子どもと遊んでくれて助かった」

・ 「昨日の夜、寝かしつけてくれてありがとう」

・ 「私の話、聞いてくれてありがとう」

小さなことでも、具体的に伝えるのがポイント。

「いつもありがとう」より「昨日、◯◯してくれてありがとう」の方がちゃんと伝わります。そして、感謝を伝えられたら、「こちらこそありがとう」と返してみてください。お互いに認め合える関係が、子育ての土台になります。

笑顔でコーヒーを飲むカップル|夫婦円満

ㅤㅤ

💡 ③相手への「理解」を深める

夫婦といえども、もともとは他人。

育った環境も、価値観も…

子育ての考え方も違って当然です。

「なんでわかってくれないの!」と思う前に、

「この人は、どう考えているんだろう?」と聞いてみる。

これが、理解を深める第一歩です。

🌱 対話のヒント:

・ 「あなたはこの子のこと、どう思ってる?」

・ 「どんな育て方がいいと思う?」

・ 「私はこう考えてるんだけど、あなたはどう?」

意見が違っても大丈夫。

「そういう考え方もあるんだね」と、まず受け止める。

その上で、「じゃあ、こうしてみない?」と提案する。

この順番を大切にしてください。

また、お子さんの行動で気になることがあるとき、パートナーに「こういう理由があるんだって」と説明してあげることも有効です。たとえば、「同じ動画を何度も見るのは、安心するためなんだって」と伝えるだけで、相手の理解が深まり、一緒に対応を考えやすくなります。

完璧じゃなくていい。小さな一歩から始めよう

青い階段を登る赤いスニーカーを履いた人|ちいさな挑戦

「うちは全然できてない…」と落ち込む必要はありません。どんな夫婦も、最初からうまくいっているわけじゃないんです。まずは、今日できることを1つ、やってみてください。

・ 夕食のときに、子どもの今日の様子を一言話す

・ パートナーに「ありがとう」を1回言ってみる

・ 「あなたはどう思う?」と聞いてみる

たった1つの小さな変化が、

夫婦の関係を少しずつ変えていきます。

子育ては、長い長いマラソン。一人で走り続けるより、2人で、時には休み、励まし合いながら進む方が、ずっと楽しく、ずっと遠くまで行けるはずです。

いい夫婦の日をきっかけに、

ぜひ、子育てについて話してみてくださいね😉

キッズランドまめの木

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