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【発達支援の視点から】ゲームに夢中なお子さん…やめさせる前に知ってほしいこと

  • 2024年2月29日
  • 読了時間: 5分

更新日:3月23日


親子がリビングでビデオゲームを楽しむ穏やかな光景。背後には植物と暖かな光。上に「うちの子はいつもゲームばっかり」下に「親子で向き合うゲームと学び」の字幕。|【発達支援の視点から】ゲームに夢中なお子さん…やめさせる前に知ってほしいこと

(目安:3分)

🗨️ またゲーム!? いつまでやってるの!!

💭 ゲームさえなければ…

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こんな言葉…つい口から出てしまったこと、ありませんか?

ゲームに夢中なお子さんを前に、心配と苛立ちが混ざり合う気持ち…本当によくわかります。ただ今日は、やめさせる前に少しだけ聞いてほしいことがあるんです。

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💬 「ゲームしかやらない」って…本当?

白い背景の前に立つ子供。白いジャケットとパンツを着て、両手に小さな袋を持っている。穏やかな表情。|自己主張はするが大人の印象ほど悪いことばかりではない子のイメージ

💭 うちの子、意志が弱いのかな…

💭 やる気がななさすぎる…

そう感じている方に、まず知っていただきたい視点があります。お子さんはもしかしたら…

「ゲームしかやらない」のではなく 「ゲームしかやれない」状態なのかも…

これ、大きな違いです。

発達に偏りのあるお子さんは、特定のことに強く集中する一方で、「切り替え」や「やめどき」をつかむことが苦手な場合があります。「もう終わり」と言われても、頭も気持ちも、なかなかゲームの世界から出てこられないんです。

これは意志の問題でも、親の育て方の問題でもありません。脳の特性として、切り替えに時間がかかるということが、その背景にあることが多いんです。

🎮 ゲームには「理由」がある

赤い眼鏡の女性がペンを持ちながら本を抱える。黒板に教育関連の絵が描かれた背景。白シャツとネクタイを着用。|ゲームには理由がある。

そもそも、なぜお子さんはゲームにそれほど引き込まれるのでしょうか?

ゲームはただ「楽しい」だけではありません。

✓ 「できた!」が積み重なる

ゲームの世界では、努力した分だけ結果が出ます。レベルが上がる、ステージをクリアする…この「達成感」は、日常生活でなかなか味わいにくいお子さんにとって、特別な意味を持ちます。

✓ ルールが明確で「安心」できる

人間関係や空気を読むことが苦手なお子さんにとって、ルールが明確なゲームの世界は「安心して関われる場所」になることがあります。

✓ 友達とのつながりツールになっている

オンラインゲームやゲームの話題は、学校でのコミュニケーションの糸口になっていることがあります。「ゲームの話ができる仲間」が、お子さんにとって大切な人間関係を支えているケースも少なくありません。

こう考えると、ゲームを一方的に「悪者」にするのは、少し早計かもしれません。

💡 「やめなさい」の前に、ためしてみよう!

コルクボードに赤いピンでとめられた黄色の付箋紙。電球のアイコンが描かれており、創造性を感じさせる。|子育てのヒント、試してみたいひいと工夫のイメージ

では、具体的にどう関わればいいのでしょうか。3つの視点をご紹介します。

① まず、一緒にやってみる

お子さんがどんなゲームをしているか、知っていますか? 一度、隣に座って「どうやるの?」と聞いてみてください。子どもが得意なことを親が教わる体験は、関係性を変えるきっかけになります。ゲームの内容を知ることで、「そのゲーム、次のステージはどうだった?」という会話も生まれやすくなります。

② ルールは「一緒に」決める

親が一方的に決めたルールは守られにくいもの。「何時までにする?」「宿題の前と後、どっちがいい?」と、お子さんと話し合いながら決めると、守る意欲が生まれやすくなります。最初から完璧にこなせなくて当然。少しずつ練習していく感覚で関わりましょう。

③ 「やめる」より「次を増やす」

ゲームの時間を単純に減らそうとしても、他に楽しめることがなければ、その時間はただ「つらい時間」になってしまいます。大切なのは、ゲーム以外にも楽しめることを一緒に探すこと スポーツ、工作、料理、音楽…何でも構いません。お父さんお母さんが一緒に新しいことに挑戦してみるのも、子どもにとって大きな刺激になります。

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ゲーム「だけ」になっているのは 他に「やれること」が少ないサインかも

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📝 まとめ

夕日を背景にした海辺で、父親と娘が並んで座り、笑顔で会話している。砂浜は柔らかく、空がオレンジ色に染まっている。|希望のある子育てのイメージ

ゲームに夢中なわが子を

どうにかしなければ…

焦る気持ちはよくわかります。 でも、今日お伝えしたかったのはこういうことです。

「ゲームしかやらない」ではなく 「ゲームしかやれない」かもしれない

その視点を持てると、関わり方がずいぶん変わってきます。

まずはゲームを入り口に、お子さんと一緒に世界を広げていく。それが、長い目で見たときの「ゲームとの上手な付き合い方」につながっていきます。

(参考) ゲームを通じて親子がつながる物語 『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』予告

🌱キッズランドまめの木🌱

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