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書字障害とは?「ただの練習不足」と思われがちな理由と本当のサポート法

  • 2024年3月13日
  • 読了時間: 5分

更新日:7月13日


笑顔でノートに何かを書き込んでいる小学生の息子と白髪の母親|テキスト「書くのがニガテ…?もしかしたら…?書字障害」|キッズランドまめの木の子育てブログ

(目安:4分)

お父さん、それ… ただの練習不足じゃないかもしれません。

自分の名前を漢字で書けるようになったのは、何歳の時ですか?正確に書けるようになるまで、どれくらい練習しましたか?

いまとなっては何も考えずに正しく書ける自分の名前…。でも覚えたての時はきっと、よーく思い出して、慎重に書いていたはずです。

字を書くって、実は…

① 正しく理解する(おぼえる) ② おぼえた形を正確に思い出す ③ 思い出した形を正確に書く

という、3つの作業の組み合わせ。 何気なくやってるけど、結構むずかしいんです。

ですから当然、脳を使います。つまり、脳の特性次第で極端にニガテな人がいるのも当然の話。それは練習不足とはちょっと違うのです。

ということで今回は、書字障害について少し解説してみます。

✍️ 何がむずかしいの?

えんぴつで何かを書こうとしているこどもの手元|書くことの困難さのイメージ|キッズランドまめの木

字を書くとき、おなじ字をくり返し書くと、文字のかたちや大きさがバラバラになってしまう人がいます。言葉の意味はわかっているのに、間違った字を書いてしまう人もいます。

これは「がんばっていない」わけでも「練習不足」なわけでもありません。ちゃんと努力しているし、正確に書こうと思っているけど、書けないんです。

ですからたとえば…

日常会話がきちんとできるのに▼

・左右逆に書いてしまう ・いつも同じ字をまちがえる ・書くのにかなりの時間がかかる

などが見られる場合は、もしかしたら「書くのが極端にむずかしい状態」つまり、書字障害の可能性があります。(もちろん正確な判断はこれだけではできません)

💡 どうやってサポートする?

ピンクの壁に青のクエスチョンマーク|疑問を想起するイメージ

実は書字障害とひとくちに言っても、何がニガテなのかは人それぞれ。その原因も、実はまだまだ解明されていません。

ただ確実に言えることは…

━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「何度もくり返し書く」では効果がない ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ということです。

それはそうですよね。たとえば脳の特性上、文字を正しく認識することができないのだとしたら、何度お手本を見ても「正しくおぼえる」ことができないわけですから。その状態で単純なくり返しをしても、効果のない努力を強制されて本人のやる気が削がれ、むしろより一層勉強嫌いになる可能性が大きい。

ですから、書字障害の子の場合には、ただくり返すのではなく「本人が楽に練習できる条件」を整えてあげることが大切です▼

・ノートやペンを使いやすいものに変える ・大きく書けるように、大きなノートを使う ・エンピツではなくタブレットに指で書く ・粘土などで文字の形を作ってみる ・好きな字から練習する

など、「学校指定のノートにエンピツで何度も書く」にこだわらず、柔軟な発想でためしてみるのがよいでしょう。

楽にできる状態が作れれば、こどもたちは自分のペースで練習し、少しずつ書ける字を増やしていきます。小さな進歩をともに喜ぶことで、こどもたちはきっと、大きな成長を見せてくれるでしょう。

📝 まとめ|書字障害との付き合いかた

木陰で寝そべって大きなペンで絵を描く少年|本人のやりやすい環境で書くことを支援するイメージ|まめの木.net

字を書くのがニガテ…

それは、学校生活においてはかなり大きなハンデです。話は理解できるのに、ノートに書き写すのが難しい…。そんな状態の子も少なくない。無用なストレスと劣等感から、学校や勉強自体を嫌いになっている子もたくさんいます。

大人は善意で「もっとたくさん練習しようね」と声をかけ、苦痛を増大させる説教をしてしまう。

スムーズに書けないことは確かに大きなハンデですが、それだけですべてが決まるわけではありません。「書けるようになる」だけが解決ではなく、板書を写真に撮って内容を理解する、といった代替の方法もあります。

手で書く負担そのものを軽くするタイピングやローマ字入力という選択肢については、別の記事で詳しくご紹介していますので、気になる方はあわせてお読みください。

こどもたちが自信をもって学び、成長していけるように、家庭や学校でのサポートがとても重要です。一人ひとりのこどもたちの可能性を信じて、その手助けをしていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました😊

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