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算数はできるのに字だけニガテ…? 書字が苦手な子への4つの工夫

  • 2023年11月27日
  • 読了時間: 5分

更新日:7月13日


まめの木.netの子育てコラム|書字が苦手な子どもへの支援のヒント

(目安:4分)

計算はスラスラできるのに、 字を書くとなると急に手が止まる…

何度注意しても、字の形が整わない…

注意するたびに、申し訳ない気持ちになる…

そんな経験、ありませんか?

本人の努力が足りないのかも…

つい、そう思ってしまいがち。でも… もしかしたらそれは、努力の問題ではないかもしれません▼

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💭 まずは「努力不足」という思い込みを手放す

宿題のプリントに向かい鉛筆を持つ子ども|書字が苦手な様子のイメージ

字を書くという動作は、実はとても複雑です。指先の力加減、手首の動かし方、目で文字の形をとらえる力…これらをすべて同時に使う必要があります。

手先の使い方に特性がある子は、 この一連の動きが人一倍がんばりを要するもの になっていることがあります。

つまり「サボっている」のではなく「がんばっているのに結果が伴いにくい」状態かもしれないのです。まずはこの前提を持つだけで、関わり方がぐっと変わってきます。 ㅤ ㅤ ㅤ

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1.反対の手で紙を押さえる習慣を

青い鉛筆を持って何かを書いている様子。えんぴつの持ち方はまだぎこちない。|書き方の練習のイメージ

利き手だけに意識が向いていて、もう片方の手が遊んでしまっている…そんな様子はありませんか?書字が苦手な子の中には、紙を押さえる「反対の手」がうまく使えていないケースがあります。

✓ 「反対の手はどこかな?」と声をかける まずは意識を向けるところから。紙を軽く押さえるだけでも、書きやすさが変わってきます。

✓ 一緒に手を添えてあげる

最初はやり方が分からないだけ、ということも多いです。数回一緒にやってみせると、感覚をつかめることがあります。 ㅤ

✓ 窓や壁に向かって書いてみる

机ではなく、窓や壁に紙をくっつけて書いてみましょう。反対の手で押さえなければ、紙が落ちてしまいます。「押さえなきゃ書けない」という状態をつくることで、反対の手を使う習慣をつくることができます。

そもそも…

右手と左手で別々の動作を行うというのは、かなり難しいことです。マニュアル車の運転練習を思い出してみてください。こどもたちはそもそも、むずかしいことを求められている。できない方が普通。「あたり前」だと思わないことが、支援のスタート地点です。




2.書くスペースを広げてあげる

机上のメモ帳と筆記用具。カラフルな鉛筆や定規などが置かれている。|広々とした書字スペースのイメージ

学校のノートやドリルのマス目——実は大人が思っている以上に小さく感じている子もいます。狭いスペースにきっちり収めようとすること自体が、大きな負担になっていることも。

✓ 家庭学習では、マス目の大きいノートを使う

✓ 慣れてきたら、少しずつマス目を小さくしていく

これも、運転と同じ。まだまだ初心者の人にいきなり狭い道や急カーブはむずかしい。広い道路やゆるやかなカーブから練習を始めましたよね。

まずは「書けた」を積み重ねる。 それから精度を上げていく。

この順番を意識するだけで、子どもの「できた」体験がぐっと増えます。 ㅤ ㅤ ㅤ

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3.「丁寧に」より「濃く」書いてみる

熱心に何かを書いている少女と、それを横から覗き込むお友だち|前向きに書字に取り組む子のイメージ

つい言ってしまいがちな「丁寧に書きなさい」という言葉…。実はこれ、指先の力加減が苦手な子にとって「よくわからない」指示なんです。

「丁寧に」の代わりに、たとえばこんな伝え方はどうでしょうか▼

━━━━━━━━━━━━━━

🗨️ 次はもっと濃く書いてみよう

🗨️ ゆ〜っくり書いてみて

━━━━━━━━━━━━━━━

筆圧をしっかりかけることを意識すると、結果的に字の形も整いやすくなったりする。ゆっくり書くことで、形を意識できたりする。

やっぱり運転と同じです。

最初は30km/hだって速く感じましたよね?

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4.成長のタイミングに合わせて、焦らずに

砂場で遊ぶ親子|遊びの中で手指の機能が育まれるイメージ

書字の力は、指先の力・手首の動き・目と手の連携など、さまざまな発達が積み重なって育っていくものです。裏を返すと、まだ指を自由に動かすこともむずかしい子に、無理やり鉛筆を持たせても書けるようにはならない…ということ。

鉛筆を使えるようになるために、砂場あそびやジャングルジムなどの、「つかまる」「にぎる」という遊びがとっても大事だったりするのです。

今できていないことでも、たくさん遊ぶ中で手指の機能が育ち、目と手の連携が上達すれば、すっとできるようになることも少なくありません。「今すぐ完璧に」を目指すのではなく、今のその子に合った練習量とペースを大切にしてあげてください。 ㅤ ㅤ ㅤ

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📝 まとめ

熱心にイラストを書く少女。鉛筆の持ち方はまだぎこちない。|書くことへの抵抗感の少ないこどものイメージ

字が整わないのは 努力が足りないから…

そう感じてしまう瞬間があっても、大丈夫です。今日ご紹介した4つの工夫を、ちょっとずつ試してみてください。

1.反対の手を意識する

2.書くスペースを広げる

3. 濃く、ゆっくり書いてみる

4. 焦らず、その子のペースで

小さな「できた」の積み重ねが、その子の自信につながっていきますよ😊

🌱 キッズランドまめの木 🌱

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