top of page

【診断】自閉症の検査って何をするの?受診前に知っておきたいこと

  • 2023年4月18日
  • 読了時間: 7分

更新日:2月16日


【診断】自閉症の検査って何をするの?受診前に知っておきたいこと|キッズランドまめの木|ASD・発達障害・神経発達症|茨城県・児発・放デイ

(目安:4分)


 📚 ASD(自閉症)まるわかりガイド 

検査を受けた方がいいと言われたけど… 何をされるのか不安 一回行っただけで「自閉症です」って言われるの?

診断を受けるかどうか迷っている方、受診を控えて不安な方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、たいていは一回の受診だけで診断されることはありません。数日かけて検査を行い、総合的に判断されます。そして、診断がついたとしても「治す」ものではなく、お子さんが過ごしやすくなるためのサポートを考えていくことになります。

この記事では、診断の流れと、診断後の「環境調整」「療育」についてわかりやすく説明します。

🏥 診断はどうやって行われる?

医師のメモ|診察と診断のイメージ

自閉症の診断は、主に3つのステップで行われます。

ㅤ ㅤ

① 問診(保護者へのヒアリング)

まずはお医者さんが、お子さんの普段の様子を保護者に聞きます。 ㅤ ㅤ

いつ頃から気になり始めたか 家庭や園での様子 発達の経過 etc…

持っていくと役立つもの: ・母子手帳   ・園や学校の連絡帳   ・気になる行動のメモ

・その他、通知表など

普段の様子を思い出せる資料があると、より正確に伝えられます。

ㅤㅤ

② 行動観察

お医者さんや心理士が、お子さんが遊んでいるときの様子を観察します。

おもちゃへの興味の示し方 こだわりの有無 人との関わり方 etc…

自然な様子の中から、ASDの特徴があるかどうかを確認していきます。

③ 心理検査・知能検査

お子さんの発達の状態や知的な能力を調べるためのテストを行います。

よく使われる検査には「WISC(ウィスク)」や「田中ビネー」など。 これらの検査は、お子さんの「苦手なこと」だけでなく「得意なこと」も見つけるための大切な手がかりになります。

ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ

💊 自閉症は「治療」するもの…?

ポイントを示す男性|重要なポイントを明示

ここで大切なことをお伝えします。

 自閉症は「治す」ものではありません。

脳の発達の仕方に特徴がある状態であり、病気ではないのです。だから「治療」という言葉自体、あまりなじまないものなんですね。

じゃあ、何もできないの…?

いいえ、そんなことはありません。「環境調整」と「療育」によって、お子さんの困りごとを減らしていくことができます。「脳の特性だから仕方ない」と諦めるのではなく、特性を踏まえた上で適切にサポートすることで、能力の向上や新しいスキルの習得が期待できる

これは忘れてはならない事実です。

🏠 環境調整ってなに?

床に寝そべってくつろぐ女の子|環境調整に成功した時のイメージ

環境調整とは、お子さんの特性に合わせて、周りの環境を整えることです。たとえば…

▶ 予定の変化が苦手なお子さんには

急な変化に対応できずパニックになってしまう場合、**一日の予定を「見える化」**する方法があります。 ㅤ ㅤ 時計の絵や、やることリストを壁に貼っておく。「次は何をするか」が分かると、お子さんは安心して行動できるようになります。 ㅤ ㅤ ㅤ

▶ 場面の切り替えが苦手なお子さんには

「遊ぶ場所」「勉強する場所」「片付ける場所」を物理的に区切る方法があります。 ㅤ ㅤ 段ボールやカーペットの色分けなど、視覚的に「ここは何をする場所か」を明確にすることで、切り替えがスムーズになることがあります。

環境調整は、お子さんを変えようとするのではなく、環境の方をお子さんに合わせるという発想です。 ㅤ

ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ

📚 療育ってなに?

太鼓をたたく女の子|音楽療法・療育のイメージ

療育とは、お子さんの発達の段階や特性に合わせて、対人関係や生活スキルのサポートを行うことです。

大切なのは、根性論で「できないこと」を繰り返させるのではないということ。

たとえば「お友だちと上手に遊べるようになってほしい」という目標があったとします。療育では、その目標を達成するために必要な能力やスキルを細かく分解して、段階的に習得していきます。

ㅤ ㅤ ㅤ

順番を待つ → 声をかける → 一緒に遊ぶ

こんなふうに、小さなステップを一つずつクリアしていく。だから、お子さんも「できた!」を積み重ねることができるんです。 ㅤ ㅤ ㅤ

📍療育を受けられる場所

療育を受けられる場所には、主に以下のようなものがあります。 児童発達支援(未就学のお子さん対象) 放課後等デイサービス(小学生〜高校生対象) ㅤ ㅤ

まめの木では、児童発達支援と放課後等デイサービスの事業所を運営しています。 施設一覧はこちら

👨‍👩‍👧 保護者にできること

笑顔で向き合う母と娘|保護者の思いと穏やかな未来のイメージ

診断後、保護者だからこそできることがあります。

① 特性を理解し、サポートを受ける

お子さんの特性を理解し、それに合ったサポートを受けることが大切です。療育や環境調整など、専門家の力を借りながら、お子さんと一緒に困りごとを減らしていきましょう。

ㅤ ㅤ

② 強みや興味に目を向ける

自閉症のお子さんには、困りごとだけでなく、強みや興味もたくさんあります。「できないこと」ばかりに目を向けるのではなく、「好きなこと」「得意なこと」を伸ばす視点を持ってみてください。

育まれた自己肯定感は、お子さんが新しいことにチャレンジする原動力になります。 ㅤ ㅤ ㅤ

③ 専門家と一緒に歩む

専門家に任せきりにするのではなく、可能な範囲で一緒に関わることで、支援や療育の効果は高まります。「家でもできること」を専門家に聞いてみるのもいいですね。

📝 まとめ

笑顔で自信と充実を示す女の子|適切な支援の手応えのイメージ

自閉症の診断と、診断後のサポートについてまとめると…

✓ 診断は「問診」「行動観察」「心理検査」の3ステップで行われる ✓ 一回の受診で診断されることは少ない ✓ 自閉症は「治す」ものではなく、環境調整と療育でサポートする ✓ 保護者にできることもたくさんある

診断を受けることは、お子さんに「レッテルを貼る」ことではありません。お子さんの特性を理解し、より良いサポートにつなげるための第一歩です。不安なことがあれば、一人で抱え込まず、専門家に相談してみてくださいね😊

🌱 キッズランドまめの木 🌱

📚 シリーズナビゲーション


📚 関連記事


感覚過敏って知ってる?〜こどもたちの"しんどい"を軽減するための感覚調整〜  → 環境調整の具体例をもっと知りたい方へ ㅤ ㅤ ㅤ

🔍️ まめの木の活動をもっと知りたい方へ

日々の支援の様子や、イベント情報は公式SNSでも発信しています✨

📱 Instagram: @kidsland.mamenoki

気軽にフォローしてくださいね!ㅤ

発達が気になる… 診断を受けるべきか迷っている… 療育について相談したい… ㅤ ㅤ

ひとりで抱え込まないでください。

まめの木心理相談室では、

公認心理師が保護者のお話に寄り添います。

ㅤ ㅤ まだ診断がついていなくても大丈夫。

「受診すべきかどうか」のご相談も大歓迎です。

ご相談はこちらから

まめの木心理相談室 公式LINE


1件のコメント


ゲスト
2025年7月04日

自分の脳が情報を処理し、世界を経験する方法が、一般的なものとは異なることに気づく人が増えています。これはニューロダイバーシティという包括的な概念の下にあります。もしあなたが、自分自身の特性が自閉症やADHDのような一般的なニューロダイバージェントのプロフィールと一致するかどうか好奇心があるなら、一般的なニューロダイバージェント診断をオンラインで受けることは、探求の面白い出発点となりえます。これらのテストは、感覚処理、社会的な交流、注意、実行機能に関連する幅広い特性をカバーしています。特定の状態を診断するツールではありませんが、パターンを特定し、専門家による特定の評価を受けるべきかどうかを決定するのに役立ちます。それはあなたのユニークな認知スタイルを理解することです。

いいね!
bottom of page