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【重要】「自閉症だから◯◯」は危険?一人ひとり違う特性の見極め方

  • 2023年4月24日
  • 読了時間: 6分

更新日:2月16日


【重要】「自閉症だから◯◯」は危険?一人ひとり違う特性の見極め方|キッズランドまめの木

(目安:5分)


📚 ASD(自閉症)まるわかりガイド


自閉症の子には◯◯がいいらしい 自閉症だから△△は苦手なはず…

本やネットで調べた情報をもとに、お子さんのためを思ってサポートしている方も多いのではないでしょうか。情報収集や試行錯誤を重ねるのはとっても大切なことですよね。

でも…ちょっと待ってください。

実は、「自閉症だから」という決めつけが、お子さんを余計に苦しめてしまうこともあるんです。 ㅤ ㅤ 今回は、自閉症の「個人差」について深掘りしていきます。

⚠️ 「自閉症だから◯◯」の落とし穴

うさぎと戯れるこどもたち|反応の多様性のイメージ

自閉症とひとくちに言っても、 何にどう困っているかは人それぞれです。

たとえば「感覚」について考えてみましょう。

▶ 触覚過敏の子の場合

服のタグがチクチクして気になる。 特定の素材の服が着られない。

→ 刺激の少ない衣類を用意するなどの対応が必要

▶ 触覚が鈍感(低反応)な子の場合

痛みに気づきにくい。 触られている感覚が分かりにくい。

→ むしろ本人が楽しめる範囲で触覚刺激を入れてあげることが大切

おなじ「自閉症」でも、真逆の対応が必要になることがあるんです。「自閉症だから静かな環境がいいはず…」と思って配慮したら、その子は実は感覚を求めるタイプで、刺激が足りなくて落ち着かない…なんてこともあります。

よかれと思ってやったことが、逆効果になってしまう。だからこそ、「自閉症だから」ではなく「この子は」という視点が大切なんです。

🔍 その子の「困りごと」を見極めるには?

双眼鏡を覗く人|木陰から熱心に見つめている|困りごとの背景を見極めようとするイメージ

では、一人ひとりの特性をどうやって見極めればいいのでしょうか。

ポイントは「観察」「試行錯誤」です。 ㅤ ㅤ ㅤ

① どんな場面で困っている?

お子さんが不安定になるのは、どんなときですか?

ㅤ ㅤ

うるさい場所? 静かすぎる場所?

人が多いとき? 一人のとき?

予定が変わったとき? 暇なとき? 

「いつ・どこで・何が起きたか」を記録しておくと、パターンが見えてくることがあります。

② いろいろ試してみる

「この方法がいいらしい」と聞いたら、まずは試してみる。うまくいったら続ける。うまくいかなかったら、別の方法を試す。

お子さんの反応を見ながら、合う方法を探していくのが現実的なアプローチです。 ㅤ ㅤ ㅤ

③ 専門家の力を借りる

うちの子にどんな支援が合うのか分からない…

そんなときは、専門家に相談するのも一つの方法です。心理検査や行動観察を通じて、お子さんの特性をより詳しく把握できます。

✨ 「苦手」だけじゃない!強みにも目を向けよう

カラフルな木製パズル|能力のでこぼこと長所短所のイメージ

自閉症のお子さんには、困りごとだけでなく、強みや興味もたくさんあります。電車、恐竜、数字、ゲーム、アニメ… 特定の分野に対する驚くほどの集中力や記憶力を持っているお子さんも少なくありません。

大切なのは、「好き」や「得意」を尊重すること。

「こんなことばかりやっていて大丈夫?」と心配になることもあるかもしれません。でも、好きなことに没頭できる時間は、お子さんにとって安心できる大切な時間なんです。

穏やかに過ごせる時間が増えれば、心の余裕が生まれる。その余裕が、新しいことへのチャレンジにつながっていきます。

📚 関連記事:子どもが同じ動画をくり返し観る理由とは? ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ

📢 予定変更は「早め」に伝える

足を止め、考えるカエル|予定変更の理解に務める子のイメージ

自閉症のお子さんは、急な予定変更がとても苦手な場合が多いです。「今日は公園に行くよ」と言っていたのに、雨で中止… 大人にとっては仕方のないことでも、お子さんにとっては大きなストレスになります。

ポイントは、「決まったとき」ではなく「変わるかもしれない段階」で伝えること。

ㅤ ㅤ

今日は公園に行く予定だけど、 雨が降ったらお家で遊ぼうね。


こんなふうに、あらかじめ「変更の可能性」を伝えておくと、お子さんも心の準備ができます。

また…

場合によっては、いつもどおりの説明では納得してくれないこともある。そんなときは、「この子には理解できない」と諦めるのではなく、「この子にわかる伝え方はないかな」と考えてみてください。

絵カード タイマー 写真

…伝え方の工夫で、お子さんの理解がグッと進むことがあります。

ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ

📝 まとめ

指を指して説明する人|要点を確認するイメージ

自閉症の「個人差」についてまとめると…

✓ 自閉症だから…という決めつけは危険 ✓ おなじ自閉症でも、真逆の対応が必要なこともある ✓ 困りごとだけでなく、強みや興味にも目を向ける ✓ 予定変更は「変わるかもしれない段階」で伝える ✓ 「この子は」という視点で、一人ひとりの特性を見極める

第1話で「スペクトラム=グラデーション」という話をしましたが、その意味がより具体的に分かっていただけたのではないでしょうか。本やネットの情報は参考にしつつ、目の前のお子さんをしっかり見ること。それが、自閉症のお子さんへの支援で最も大切なことだと思います。

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📚 関連記事 【入門】うちの子、自閉症かも…?まず知っておきたい5つの特徴  → 「スペクトラム」の意味を詳しく解説

子どもが同じ動画をくり返し観る理由とは?  → 「こだわり」の意味と対応方法

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