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【家庭】自閉症の子との暮らし…毎日をラクにする3つの工夫

  • 2023年4月28日
  • 読了時間: 6分

更新日:2月16日


自閉症の子の日常生活をサポート!家庭でできること

(目安:5分)


📚 ASDまるわかりガイド|全7話

第4話:家庭での工夫 (◀ 今ココ!)

毎日がなんとなくバタバタ…

ちょっとしたことですぐ癇癪…

普通のことがなかなかうまくいかない…

自閉症のお子さんとの暮らしでは、こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。よかれと思ってやったことが全然うまく行かなかったりして、葛藤することも多いですよね。

今回は、家庭で今日からできる3つの工夫をご紹介します。 どれも特別な道具や専門知識は必要ありません。ぜひ最後までご覧ください💡

🏠 工夫①:「落ち着ける場所」をつくる

ぬいぐるみを抱きしめて佇む男の子たち|自分を落ち着かせようとしているこどものイメージ

自閉症のお子さんは、感覚が敏感なことが多いです。

私たちが気にならない程度の音や光でも、お子さんにとっては「ずっと工事現場にいる」ような負担になっていることがあります。だからこそ大切なのが、家の中に「落ち着ける場所」を用意することです。

💡 すぐにできる工夫

音を減らす

 テレビの音量を下げる、静かな部屋を用意する


光を調整する

 カーテンで直射日光を遮る、間接照明を使う


逃げ場をつくる

 「ここにいれば邪魔されない」スペースを決めておく

 (押し入れ、テント、パーテーションで区切ったコーナーなど)


最近では「センサリールーム」という考え方も広まっています。音や光を抑えた、刺激の少ない空間のことです。(参考:Yogibo センサリールーム

大がかりな部屋を用意する必要はありません。 お子さんが「ホッとできる」場所があるだけで、毎日のストレスはぐっと減らせます。ㅤ

📅 工夫②:ルーティンを大切に+変化は「早め」に伝える

淡いピンクとみどりの壁、目覚まし時計|予定変更とそのなめらかな伝達のイメージ

自閉症のお子さんにとって、「いつも通り」は安心の源です。毎日のスケジュールがある程度決まっていると、「次に何が起こるかわかる」という安心感が生まれます。

💡 ルーティンを活かすコツ

朝・夕の流れを決める

 起きる→着替える→朝ごはん→歯磨き…という順番を固定

「見える化」する

 絵カードやホワイトボードで1日の予定を示す

終わりを明確にする

 「◯◯が終わったら△△だよ」と見通しを持たせる

⚠️ でも、変化をゼロにはできない

とはいえ、急な予定変更は避けられないもの。

雨で公園に行けなくなったり、 お迎えの時間が変わったり…

そんなとき大切なのは、できるだけ「早めに」「具体的に」伝えることです。

💬 伝え方の例

❌ 「雨が降ってきたから、公園に行けないよ」(直前に言う)

✅ 「今日は公園に行く予定だけど、もし雨が降ったらお家で遊ぼうね」(朝のうちに伝える)

変化の内容理由を、本人にわかる言葉で、なるべく早く伝える。これだけで、パニックや癇癪を防げることが少なくありません。

👨‍👩‍👧‍👦 工夫③:家族で「チーム」になる

砂浜で語り合う父親と娘|家族でチームになるイメージ

自閉症のお子さんの子育ては、保護者だけで抱え込むと大変です。家族みんなが「チーム」になることで、負担を分散させることができます。

🧒 きょうだい児への配慮

見落としがちなのが、きょうだい児(自閉症の子の兄弟姉妹)の気持ちです。

お兄ちゃん(お姉ちゃん)ばっかり… なんで私は我慢しなきゃいけないの?

そんな不公平感を抱えてしまうこともあります。 ㅤ ㅤ

💡 きょうだい児へのサポート

特性を「わかる言葉」で説明する

◯◯くんは、大きい音がすごく苦手なんだよ 急に予定が変わると、すごく不安になっちゃうんだ

あなたのせいじゃないと伝える

 癇癪やパニックが起きたとき、自分のせいだと思わないように

二人だけの時間をつくる

 たまには、きょうだい児と1対1で過ごす時間を

 きょうだい児にも、「大切にされている」という実感が必要です。

👫 パートナーとの連携

夫婦やパートナーがいる場合は、対応方針を共有しておくことも大切です。

お父さんはOKなのに、 お母さんはダメって言う…

こうした矛盾は、お子さんを混乱させてしまいます。 完璧に揃える必要はありませんが、大きな方針は話し合っておきましょう。日頃から、夫婦で判断がちがう場合にも、判断の基準や理由を伝えておくことで、納得しやすくなります。

統一されてないことよりも、「理由がわからない」ことの方が混乱を招くのですね。

📝 まとめ

手を繋いで波打ち際に立つ家族|協調的な子育てのイメージ


今回ご紹介した3つの工夫をおさらいします。

工夫①:落ち着ける場所をつくる

 → 感覚過敏への配慮、「逃げ場」の確保

工夫②:ルーティン+変化は早めに伝える

 → 見通しを持たせる、変更は具体的に説明

工夫③:家族でチームになる

 → きょうだい児への配慮、パートナーとの連携

どれも「今日から」試せるものばかりです。

ただし、第3話でもお伝えしたように、お子さん一人ひとり、必要な配慮は違います。本やネットの情報を参考にしつつ、目の前の「この子」に合った方法を見つけていきましょう💡

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📚 ASDまるわかりガイド

▶ 次の話:第5話:学校との連携 ㅤ ㅤ ㅤ

🌱 キッズランドまめの木 🌱

 → 繰り返し行動への具体的な対応法

 → 感覚過敏への理解と対応を詳しく解説

 → 保護者自身のストレスケアについて

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